MacBook Air Mid 2013 に OS X Mavericks をクリーンインストールしてみました。

経緯

もともと Mountain Lion が入っていた MacBook Air 13 なのですが、過去からすっと TimeMachine からの移行しかしなかったせいか、最近は画面ロックする直前にキャンセルしようとするとフリーズするなどの問題が顕著になってきました。

そこで、できる限り簡単に過去の環境を引き継ぎつつ Mac のクリーンインストールを行う方法(と思われる)を実施しました。

手順

1. Mavericks をアップグレード インストール
2. TimeMachine でバックアップ
3. TimeMachine のバックアップ対象以外があれば手動でバックアップ
4. 「command」+「R」を押しながら Mac を起動する
5. ディスクユーティリティで Machintosh HD を消去
6. 「OS X を再インストール」メニューで Mavericks をインストール
7. 「ソフトウェア・アップデート」を実行する
8. 「移行アシスタント」でユーザデータのみをリストア

リストア終了後・・・

1. ゲストユーザーを削る(「システム環境設定｜ユーザとグループ」から「ゲストユーザ」を選択後、「ゲストにこのコンピュータへのログインを許可」のチェックを外す)
2. 「ログイン項目」で不要なものを削除(「システム環境設定｜ユーザとグループ」からログインしているユーザを選択後、「ログイン項目」タブで不要な項目を「-」ボタンで削除する)
3. スリープ時にロックする(「システム環境設定｜セキュリティとプライバシー」から「一般」タブで「スリープ解除／スクリーンセーバ解除時にパスワードをすぐに」にチェックを入れ、ドロップダウンを適宜選択する)
4. 利用しているアプリをインストール

等を実施。

Mavericks を最初にインストールしているのは、そのままだと復元用のパーティションが Mountain Lion のものだからです。
一度アップグレードすることで、Mavericks の復元用イメージに置き換わります。

ユーザデータ(特にホームフォルダ)のみをリストアしている理由は、以前まで使っていたアプリケーションのアクティベーションキーやアプリケーションのカスタマイズの設定などを利用するためです。

以下のアプリはインストールしただけで設定等も復活しました。
・Firefox
・Chrome
・ATOK
・メール
・VMware Fusion(レジューム情報まで復活)
・Sublime Text 2
・夜フクロウ
・Transmit
・TotalFinder

残念ながら「プリンタとスキャナ」は復活しませんでした。

まとめ

普段使っている多数のアプリケーションはユーザデータの書き戻しから利用可能になりましたし、ブラウザベースやクラウドベースのアプリケーションはログインし直すだけで問題無く動きます。

また、銀行関係などの電子証明書などを必要とするアプリケーションも、VMware Fusion の仮想マシンですのであっという間に環境は復活。

なんとも楽になったものです(^^)