WordPress の Contact Form 7 プラグインでスパム回避のために CAPTCHA を表示させてみた

目次

背景

Contact Form 7 で作られている問い合わせフォームへのボットによるスパムが増えている弊社の管理サイトがあ、対処方法を検討する必要がありました。

対処方法

ボットへの対処方法としては、CAPTCHA (キャプチャ)、つまり画像を表示してその内容の入力を必要とすると言う人間でないと分かりづらい入力項目を作ると言う方法を取りました。

キャプチャの入力項目とは、この様なものですね。
wordpress_cf7_captcha

利用方法

Contact Form 7 は CAPTCHA との連携機能を持っています。
ただし、Really Simple CAPTCHA と言うプラグインを別途必要としますので、あらかじめプラグインメニューから追加しておきましょう。

これらをフォームのタグに指定していきます。

  1. WordPress の「お問い合わせ|コンタクトフォーム」メニューから、編集したいフォームを選択します。
  2. フォームのタグに、オプションを追記します。
    例)
    [code lang=’text’] ■キャプチャ(必須):
    [captchac captcha size:m] 次のテキストボックスに、画像に書かれた文字を入力してください。
    [captchar captcha] [/code]

この例では、キャプチャの画像を表示するショートコードとして「[captchac captcha]」を、
キャプチャの入力を行うテキストボックスを表示するショートコードとして「[captchar captcha]」を指定しています。

「[captchac]」と「[captchar]」とで指定する名前「captchar」は必ず一致させる必要があります。
他の Contact Form 7 のタグと使い方は一緒ですね。

「[captchac captcha]」の「size:m」は画像サイズの指定です。

参考:本家の説明

まとめ

WordPress では複雑な CAPTCHA(キャプチャ) を用いるプラグインなども存在しますが、ボットによるメールスパム程度であれば、大部分が今回の記事の方法で防ぐことができると思います。

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