From:山本悟
五反田のスタバから、、、

錬成の基礎は、理解・分解・再構築、である。

これは人の頭も同じですし、
知識についても同じですし、
ITにおいては真理でしょう。

※手はうにょうにょしませんたぶん

結果には必ず原因・要因が存在しますよね。
結果は事実でもあります。

つまり、原因・要因といった事実の積み重ねが
結果という事実を構築します。

工学というのはすでに起こった結果(事実)から
原因・要因を特定し(分解して理解する)、
再現できる(再構築)状態に理論立てる学問です。

IT技術も工学ですから、
錬成の基礎に乗っ取ることができます。

ここで、起業家・経営者にとって大事なのは、
原因・要因の分解は正しかったのか？です。

欲しい結果が得られますよ、という情報の
根拠 が確かなのか、ということです。

残念ながら、結果から推測しただけで
検証がされていない(再現性が乏しい)ものが多すぎなのです。

IT技術において検証がされていないものは、
ゴミ情報扱いされてもおかしくないんですよ。

どこまで深掘りしているかは別にしても、
少なくともその考察した内容の説明ぐらいは欲しいものです。

これから情報が増える世の中で、
その検証まで行うのはより専門性が高まっていくのでしょうね。

…

逆に、セールスやマーケティングの世界は工学ではないでしょう。

これらは科学という方も多いですが、私はそう思えません。

その方の論法は科学の中の
経験的実証性部分を事実扱いしていることが多く、
本来の科学としての論理的推論に基づいた体系的整合性の検証が
行われていないのです。

つまり、確率の高い統計学なんです。

セールスやマーケティングに関わる全ての人間の
趣味嗜好までパラメーターにできれば工学になると思いますが、
現実的には不可能でしょう。
※だから私は量子力学に興味を持ってしまうわけですが

科学でないことが決して悪いわけではありませんが、
「これやったら必ずこうなるよ」的なものが
保証されないことを予め理解しておかないと、
騙されたと思いかねないので注意なんですね。

…

えーっとね、まとめとしては

「 根拠 なく結果だけ主張する情報発信者に対しては、
なぜなぜくんで問い合わせてみるとダメなやつをすぐに見分けられますよ」

っちゅー話でした。

近道研究家／収益を倍増させるITのお医者さん