Microsoft Search Server 2010 Express の検索対象に TeraStation ファイルサーバを含め、アカウントとパスワードを指定する

タイトルのままですが、Microsoft Search Server 2010 Express の検索対象に TeraStation などの Samba 系ファイルサーバを含めるやり方についてメモ。

そもそも Search Server 2010 のみの導入を考えている人(少ない?)にとってすぐに判らない(かもしれない)概念に、コンテンツとクロールがありますので、まとめます。

「コンテンツ」とは、検索対象となる対象です。
これは、ファイルであったり、Web サイトのデータであったり、SharePoint のデータであったりします。
このコンテンツをまとめて「コンテンツ ソース」と呼びます。

「クロール」するとは、上記「コンテンツ ソース」に対して、検索用のインデックスを作成する行為のことを指します。

そして「クロール」する際に、どういった基準で実行するのかのルールを決めるのが「クロール ルール」です。
たとえば、外部の共有フォルダに対して認証が必要な場合などに、どんなアカウントを使うのか、などを決めるわけですね。

ですので、タイトルにある TeraStation(Buffalo の NAS)へアクセスするのに使うアカウント設定は「クロール ルール」で設定するわけです。

※ルールの設定には正規表現などを利用することができます

たとえばタイトルの場合、「*://server/*」と入力し、「認証の指定」で「別のコンテンツ アクセス アカウントを指定する」を選択、「アカウント」と「パスワード」を指定すれば「server」内のパスに対してアクセス権を得ることができます。

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