Mac の VMware Fusion から Windows の VMware Player に仮想マシンを移動する時には仮想ディスクのファイル名に気をつけるべき

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概要

Surface Pro 3 を買ったので、MacBook Air にインストールしていた VMware Fusion から Windows の VMware Player に仮想マシンを移動しました。

しかし、自動する時に仮想ディスクのファイル名でひっかかったので、その注意点についてメモしておきます。

問題点

Mac OS X のファイルシステム上では、日本語のファイル名の濁点・半濁点の表現を合成文字によって実現しています。

VMware Fusion では仮想ディスクのファイル名がデフォルトで「仮想ディスク.vmdk」となっているため、見事に濁点が含まれています。

ですので、単純に仮想マシンのファイルを Windows に移動しても、きちんと認識できず、ディスクが見つからないエラーによって起動できないのです。

これが記述されているのは、仮想マシンの設定ファイルである vmx ファイルです。

解決方法

問題がファイル名であれば、ファイル名を変更すれば良いだけです。

しかし、VMware Fusion には一度作成した仮想ディスク ファイルのファイル名を変更する機能はありません。

また、私は分割ディスク タイプで仮想ディスクを作っているので、20〜30個もあるファイル名をちまちま直すのは面倒です・・

そこで、たしか VMware にはディスク管理のコマンドラインツールがあったと思って調べてみたところ、やはり「vmware-vdiskmanager」というツールが存在していました。

ということで、解決方法はわずか2ステップです。

  1. ファイル名を変更する
  2. 仮想マシンの設定ファイル(vmx)で指定されている仮想ディスクのファイル名を変更する

解決の手順

ファイル名を変更する

まずはファイル名の変更手順から。

下記の画面キャプチャは分割ディスク タイプの仮想ディスクのファイル一覧です。
※Mac 上で仮想マシンのファイル名を右クリック、「パッケージの内容を表示」メニューで見られます

仮想ディスクが並んでいるのが見えますね。
仮想ディスクのファイル名の変更前

これらを変更するのは「vmware-vdiskmanager」ツールです。
「/Applications/VMware\ Fusion.app/Contents/Library/」に入っています。

「ターミナル」を開き、「-n」パラメーターと元のファイル名・変更後のファイル名を指定します。

この例では「仮想ディスク-000005.vmdk」から「vdisk-000005.vmdk」に変更しました。

vmware-vdiskmanager -n "仮想ディスク.vmdk" "vdisk.vmdk"

仮想ディスクのファイル名の変更を実行

一瞬で全てのファイル名が書き換わりました。
次の画面キャプチャはツール実行後のものです。

きちんと「仮想ディスク-000005.vmdk」の中身(テキストファイル)の各ファイルへの整合性も保つように変更されていました。
仮想ディスクのファイル名の変更後

仮想マシンの設定ファイル(vmx)で指定されている仮想ディスクのファイル名を変更する

仮想ディスクの名前が変わったので、仮想マシンの設定も変更する必要があります。

「仮想マシン名.vmx」ファイルを開き、該当の行を編集します。

私の場合、ディスクを SCSI 接続で設定していた(デフォルトのはず)ので、

scsi0:0.fileName = "仮想ディスク-000005.vmdk"

scsi0:0.fileName = "vdisk-000005.vmdk"

と変更しました。

Windows での設定

仮想マシンの移動

ファイル名が変更できたので、元の「仮想マシン.vmwarevm」ファイル(Windows 的にはフォルダ)を、移動先となる Windows に持っていきます。

私は USB メモリ経由で移動しましたが、ネットワークでもなんでも良いでしょう。

VMware Player の設定

VMware Player を起動します。
VMware Playerの起動直後

Mac から持ってきた仮想マシンは「仮想マシン名.vmwarevm」フォルダとなっていますので、VMware Player ではそのフォルダの中にある「.vmx」ファイルを開きます。
vmxファイルが仮想マシンの設定ファイル

「この仮想マシンは移動またはコピーされた可能性があります。」メッセージが出たら、基本的には「移動」を選択しましょう。

前の仮想マシンを使わないのが前提ですが、電子証明書などもすべて引き継ぐことができますし、ネットワークに割り当てられた MAC アドレスが再割り当てされなくなるので、管理が楽です。
VMware Player仮想マシンの移動の可能性

自分の環境では以上の手順で VMware Fusion から VMware Player に仮想マシンを引っ越しすることができました。
VMWare Playerに仮想マシンが追加されたところ

実際に起動してみましたが、まったく問題なく動いています。
VMWare Player上でWindows 8.1が動作しているところ

まとめ

個人的には Hyper-V 派なのですが、スリープが無効になってしまったり Instant Go が動かないなどの問題があったこと、MacBook Air からできる限り仮想マシンを簡単に移動したかったことから、今回の方法はとても手軽で良かったと思います。

しかしまぁ本当に仮想マシンが当たり前に使える環境になったことは喜ばしいことですね。

参考:Virtual Disk Manager User’s Guide

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コメント

  1. […] なぁと思ってグルグル先生に聞いてみるとこんなのを見つけました。 Mac の VMware Fusion から Windows の VMware Player に仮想マシンを移動する時には仮想ディスクのファイル名に気をつけるべき […]