Facebook のアカウント乗っ取り問題とは

Facebook では、3人以上の友達にあらかじめなっていれば、
アカウントのパスワードを知らなくてもリセットすることが可能です。

つまり、悪意のある第三者が、乗っ取りたいアカウントに対して
3名分の友達申請を許可してもらう必要があります。

2011年頃からあるクラッキング方法なのですが、
Facebook の利用者が増え、申請された友達を本人の実在確認などをせずに
許可する利用者が増えたことなどから、実際に乗っ取られたアカウントが多数あるようです。

対策方法

そもそも自分の友達が誰なのかを知られなければ、
勝手に友達申請される可能性も減ります。

そこで、友達リストの公開範囲を狭めるのも対策の１つになります。

手順

信頼できる連絡先をアカウントに追加するには、次の手順を行います。

1. Facebook にログインします。
2. (1)画面右上の「自分のアカウント」のアイコンをクリックします。
   (2)「友達」メニューを選択します。
   (3)「管理」ボタンをクリックします。
   (4)「プライバシー設定を編集」メニューを選択します。
   
3. (1)「友達リスト」の「友達」メニューを開き、
   (2)「友達」を選択して既に友達になった方のみに連絡先を公開するか、
   「自分のみ」を選択して他者へ連絡先を公開しないかの設定を選択します。
   

まとめ

友達リストの公開範囲を狭めれば、少なくとも自分から他の友達への無作為な友達申請をクラッカーが行うことを減らせるでしょう。

自分が対象にならない事も大事ですが、自分から他者へ被害を拡大させないことも大事ですね。