PHP で配列を扱っていると、配列の途中に値を挿入したり、配列の途中の値を削除したりしたい場合があります。

きっと array_insert() や array_delete() などがあると思ってヘルプを探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした。

ということで、代わりの実装方法を考えてみたのでメモしておきます。

まず、コード。
[code lang=’php’] $a = array(‘0’, ‘1’, ‘2’, ‘3’);

//削除:’2’の部分を削除
unset($a[2]);
var_dump($a);

//挿入:’0’と’1’の間に’a’を挿入
array_splice($a, 1, 0, ‘a’);
var_dump($a);
[/code]

実行結果。
[code lang=’php’] array
0 => string ‘0’ (length=1)
1 => string ‘1’ (length=1)
3 => string ‘3’ (length=1)

array
0 => string ‘0’ (length=1)
1 => string ‘a’ (length=1)
2 => string ‘1’ (length=1)
3 => string ‘3’ (length=1)
[/code]

見ての通り、「削除」時には、要素番号の振り直しは行われませんので、注意しなくてはなりません。

また、連想配列も上記コードで動作しますが、「挿入」時にキー値が無くなりますので、注意しましょう。

ま、連想配列で順番を気にする必要はないでしょうけれども。