MHL(Mobile High-definition Link) ケーブルを購入しました。

MHL って何？

MHL と言うのは、米 Silicon Image 社が開発した携帯機器向けの高速映像伝送用のインターフェース規格で、MHL 1.0 は非圧縮で 1080p, 30fps の動画データを、MHL 2.0 なら 60 fps の画像転送が可能です。

micro USB と同じ形状のコネクタが一般的で、最近のスマホには大体付いているんじゃないでしょうか。

接続できる機器

MHL が直接接続できるテレビ、液晶ディスプレイ、プロジェクターはほとんど無いのですが、HDMI への変換アダプターを経由して接続するのが一般的のようです。

今回私が購入したのも、この HDMI への変換アダプタータイプのものです。

注意！

変換アダプターには電源を接続する必要があります。

届いたブツ

Amazon プライムで次に日に届きます。便利です。
自分はエブリディ Amazon と会社で呼ばれたりしていますが、気にしません(笑)

いつものやけにマージンが取られている箱を開けると、超簡易包装のケーブルが見えます。
まぁバルク品でパソコン部品とか買っている人にはまったく気にならないでしょう(苦笑)。

袋から出した写真がこれ。
なんか光りそうな感じの穴が空いていますが、そんな事もなく。

Apple のサンダーボルトから HDMI に変換するケーブルと大差無いサイズですね。

繋いでみた

自分の持っているイー・モバイルの LTE スマホ STREAM X こと GL07S を、最も繋ぎたかった自宅の REGZA 42Z7000 には、どうやら対応せず・・

気を取り直して会社の 三菱 Diamondcrysta RDT232WLM に繋いでみたところ、あっさりと認識しました。
正直、REGZA でダメだったので、本体との相性を疑っていた分つまらないぐらいです。

縦横の切り替えもスムーズです。

他のスマホを実験

ついでに歴代のスマホ達も試してみました。

まずは Dell Streak Pro(GS01)。
問題無く接続できました。
縦横表示もきちんと追随します。

続いて Huawei GS03。
接続は問題無くできたのですが、縦表示がおかしいです。
液晶ディスプレイ側の表示が常に横になってしまいました。

まとめ

今回試してみて思った事は、機器による動作のバラツキ、相性の存在ですね。
事前にテストすることができないので、商品を買ってからやっぱり映らない、となると困ります。

Android などだと機種が多すぎて厳しいのですが、動作確認できた組み合わせなどの情報が少しでも増えると良いですね。

自分の満足度としては高かったです。
1,000 円以下の投資で、スマホ、特に使っていない古いやつを Wi-Fi でのネット専用端末として使ったりができるので、パソコン出すのは面倒だけど、ちょっと大画面で YouTube 見たいなぁなんて用途には使えます。

他にも、セミナー会場のプロジェクターで、関連する動画を流しっぱなしにする場合などでも、パソコンを専有されない＆DVD プレイヤーなどだと邪魔、見たいなシチュエーションで使えますね。