レンタルサーバー環境にインストールした WordPress のデータを自分のパソコンのローカル環境にコピーする方法

目次

概要

レンタルサーバー環境にインストールした WordPress のデータを、検証目的などで自分のパソコン=ローカル環境にコピーするための方法と注意点についてまとめてみます。

前提

WordPress のコピーを動かすための前提となる条件などを確認しましょう。

◎コピー元とコピー先の同期を行うのは難しい
コピー元とコピー先の同期を行うのは難しいです。
一方向のみへのコピーを考えましょう。

◎WordPress のバージョンを合わせる
コピーを行う対象の WordPress のバージョンですが、少なくともメジャーバージョンは合わせてください。

過去何度かデータベースの構造が変わったこともあり、バージョンが離れている WordPress のコピーは失敗する確率が高まります。

◎可能な限り PHP と MySQL のバージョンを合わせる
WordPress のバージョンだけでは無く、PHP と MySql のバージョンもできる限り合わせましょう。
WordPress 本体の動作だけで無く、プラグインの動作などに影響が起きたりします。

ローカル環境が
Mac ならば MAMP
Windows ならば XAMPP
などの xAMP 環境を作るツールも有用です。

全て自前で用意する(ローカルにインストールする)方法もありますが、個人的には開発環境単体で切り分けたいので、こういったツールによる環境作りは賛成派です。

コピーする対象

WordPress のデータは、大きく分けて次の6つの部分があります。

  1. WordPress の設定データ(データベース内)
  2. プラグインの設定データ(データベース内)
  3. 投稿・固定ページのデータ(データベース内)
  4. アップロードしたメディア(画像や動画)データ(ファイル)
  5. プラグイン(ファイル)
  6. テーマ(ファイル)

コピーを行う際、これらの対象がきちんと対応関係が取れていないと(よくあるのがパスの設定ミス)、上手く動作しません。

コピーの手順

とりあえず動きを見るだけで良ければ、次のコピー対象を順に処理していきましょう。

  • 投稿・固定ページのデータ(データベース内)
    コピー元 WordPress で「ツール|エクスポート」メニュー、「全てのコンテンツ」オプションを選択し、「エクスポートファイルをダウンロード」をクリック、データをダウンロードします(WXR(XML ファイル)形式)。
    コピー先 WordPress で「ツール|インポート」メニュー、「WordPress」リンクをクリック、上記手順でダウンロードしたエクスポートファイルを選択して「ファイルをアップロードしてインポート」をクリック、インポートを実行します。
  • アップロードしたメディア(画像や動画)データ(ファイル)
    FTP クライアントソフトなどを用いて、「/wp-content/uploads」の中身をコピー元からコピー先へダウンロード・アップロードします
  • プラグイン(ファイル)
    FTP クライアントソフトなどを用いて、「/wp-content/plugins」の中身をコピー元からコピー先へダウンロード・アップロードします
  • テーマ(ファイル)
    FTP クライアントソフトなどを用いて、「/wp-content/themes」の中身をコピー元からコピー先へダウンロード・アップロードします

上記の手順は、本来のバックアップ・リストア手順とは違いますので、リンクの不整合などが発生しがちですが、とりあえず動作確認などを行いたい場合の環境作りができると思います。

まとめ

何を対象にどうやってコピーを行うのか、は、今回の様にドメインなどの環境が変わった場合には決して簡単では無くなります。

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