RAD Studio XE2 + FastReport で、ストリームにデータを保存させる方法

RAD Studio(Delphi) XE2 + FastReport で、ストリームにデータを保存させる方法についてのメモ。

帳票ソリューションである FastReport は、私が強くお勧めしているのですが、その多彩な機能の中に様々な形式で書き出し可能というのがあります。

ここ数年で、PDF は一般的なユーザーにも浸透した形式だと思います。
FastReport も当然のごとく PDF 書き出しには対応しているのですが、ファイルへの書き出し以外に汎用的なストリームへの書き出しもサポートしています。

この方法、わかってしまえば簡単ですが、情報がすぐに見つからなかったのでメモしておきます。

コードは次の通り。

[code lang=’delphi’] var
ms: TMemoryStream;
begin
ms := TMemoryStream.Create;
try
frxReport1.PrepareReport();
frxPDFExport1.Stream := ms;
frxReport1.Export(frxPDFExport1);

//ms 使って何かする
finally
ms.Free;
end;
end;
[/code]

ポイントは、エクスポート用のフィルタクラスに Stream プロパティに書き出し先の Stream インスタンスを割り当てると言うところですね。

後はファイルでもネットワークでも、好きなところへ書き出せば良いでしょう。

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