WordPress の管理ページにメニューを追加し、データベースから SQL によって取得したデータを表示するプラグインの作成

WordPress の管理ページにメニューとサブメニューを追加し、データベースのWordPress 以外のテーブルから SQL によって取得したデータを表示する、プラグインを作成する手順のメモ。

[code lang=’php’] < ?php /* Plugin Name: プラグインの名前 Plugin URI: http://example.com/ Description: プラグイン一覧で表示される詳細情報 Author: DREAMHIVE CO., LTD. Version: バージョン情報 Author URI: http://www.example.com/ */ add_action('admin_menu', 'my_plugin_menu_show_requests'); function my_plugin_menu_show_requests() { add_menu_page('トップレベルメニューのタイトル', 'トップレベルメニュー', 1, FILE, ‘my_plugin_dosomething’);
add_submenu_page(FILE, ‘サブメニューのタイトル’, ‘サブメニュー’, 1, FILE, ‘my_plugin_dosomething’);
}

function my_plugin_dosomething() {
global $wpdb;

echo '
'; echo '

目次

ページのタイトル

'; $wpdb->query('use データベース名;'); $results = $wpdb->get_results(" SELECT * FROM テーブル名 WHERE 条件句 "); echo ''; echo ''; echo ''; foreach ($results as $row) { print(""); } echo ''; echo '
列1列2・・・
{$row->列1}{$row->列2}{$row->・・・}
'; echo '';

}
?>
[/code]

プラグインの作成部分

プラグインを作るだけなら非常に簡単です。
手順は次の通り。

  1. プラグイン用のコメントを書いた PHP ファイルを作成する。
    中身が全くなくてもとりあえずプラグインとなります。
  2. WordPress のプラグインディレクトリにアップロードする。
    「/wp-content/uploads/plugins/」の下にプラグインの名前のディレクトリを作成してその中に入れます。
  3. WordPress の「プラグイン」メニューからプラグインを「有効化」する。

メニューの作成部分

詳しくは 本家 Wiki の管理メニュー を参照してください。
ぱっと見ですぐにできなかったので、情報として残しておきます。

WordPress に独自のメニューを登録するプログラムの作成手順は次の通りです。

  1. プラグインが呼び出された際に実行されるコードをメソッドとして記述する
    上記のサンプルの場合は実行するプラグイン本体の関数である「my_plugin_dosomething()」を登録していますが、トップレベルメニュー選択時の関数とサブメニュー選択時の関数を分けることもできます。
  2. プラグインをメニューに表示するためのコードを関数として記述する
    「add_menu_page()」でトップレベルメニューの登録ができます。
    「add_submenu_page()」でサブメニューの登録ができます。
  3. WordPress にメニューを登録する
    「add_action(‘admin_menu’, メニュー呼び出し時に実行されるメソッド名)」で WordPress がフックしてくれるようになります。

ちなみにadd_submenu_page()」の呼び出しが1回だけしかないと、サブメニューが表示されず、トップレベルメニューのみしか表示されないようです。

データベースからデータを取得する部分

通常の PHP によるデータベース プログラミングと違うところは、wpdb と言う WordPress の定義済みクラスを使うことで、データベースへの接続などは全て自動化される点です。

wpdb はグローバルで初期化されたクラスですので、プラグイン用の関数内では global キーワードを指定しておきましょう。

[code lang=’php’] global $wpdb;
[/code]

今回自分が作ったプラグインでは、WordPress とは別のデータベースに接続する必要があったので、最初に query() メソッドで use SQL を実行しています。

[code lang=’php’] $wpdb->query(‘use データベース名;’);
[/code]

その後、get_results() メソッドで戻り値のある SQL を実行し、foreach() ステートメントでループ表示させています。

[code lang=’php’] $results = $wpdb->get_results(”
SELECT *
FROM テーブル名
WHERE 条件句
);

foreach ($results as $row) {
print(“{$row->フィールド名}”);
}
[/code]

日付なら「date(‘Y/m/d’, strtotime($row->日付フィールド名)」、
複数行なら「nl2br($row->複数行フィールド名)」の様にしても良いでしょう。

まとめ

いくつかの技術の紹介をしましたが、プラグインの作成も非常に簡単にできますね。

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WordPress の管理ページにメニューを追加し、データベースから SQL によって取得したデータを表示するプラグインの作成” に対して2件のコメントがあります。

  1. takuzoh より:

    お世話様です。初心者です。
    プラグインを有効にすると、下記の様なエラーが出ますが、どうすれば直りますか?
    あと、固定ページに表示したいのですが、どうやって関数を呼び出すのかお教え願います。

    エラー
    「Warning: call_user_func_array() expects parameter 1 to be a valid callback, function ‘my_plugin_menu_dosomething’ not found or invalid function name in C:\xampp\htdocs\wordpress\wp-includes\plugin.php on line 525

  2. Kryu^2 より:

    takuzohさん

    エラーメッセージは「my_plugin_menu_dosomething」がないと言われていますので、
    作られたメニュー表示用のメソッド名を正確に指定してみてください。

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