PHPExcel で配られているライブラリです。

単に書き出すのではなく、Excel　ファイルをテンプレートとして作成し、自分でデータを埋め込めるようにできるのです。

利用方法は簡単で、適当にアーカイブを解凍した後、次のコードで動きます。

[code lang=’php’] set_include_path(get_include_path() . PATH_SEPARATOR . ‘./Classes/’);
include ‘PHPExcel/IOFactory.php’;
include ‘PHPExcel/Writer/Excel2007.php’;

//読み込み
$objReader = PHPExcel_IOFactory::createReader(‘Excel2007’);
$objPHPExcel = $objReader->load(“template.xlsx”);

//データの登録
$objPHPExcel->getActiveSheet()->insertNewRowBefore($line + 1, 1);
$objPHPExcel->getActiveSheet()->setCellValue(‘A’ . $line, $row[‘referer_id’]);

//書き出し
$objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objPHPExcel, ‘Excel2007’);
$objWriter->save(‘new.xlsx’);
[/code]

これでファイルを作成できるのです。

また、直接生成したデータをブラウザに送るのであれば、書き出しの部分を次のように書けば OK でした。

[code lang=’php’] $objWriter = new PHPExcel_Writer_Excel2007($objPHPExcel);
header(“Pragma: public”);
header(“Expires: 0”);
header(“Cache-Control: must-revalidate, post-check=0, pre-check=0”);
header(“Content-Type: application/force-download”);
header(“Content-Type: application/octet-stream”);
header(“Content-Type: application/download”);
header(“Content-Disposition: attachment;filename=new.xlsx”);
header(“Content-Transfer-Encoding: binary “);
$objWriter->save(‘php://output’);
[/code]

ほとんどヘッダーの設定ですので、実質2行です。

Web アプリケーションのウィークポイントの一つ、プレゼンテーションの弱さを、Excel によってカバーできると思うと、非常に魅力的なライブラリです。

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