Asus A7V880 で WOL(Wake on LAN) を利用してみる

Asus の マザーボード A7V880 (古くなった・・)のオンボード LAN を利用し、WOL(Wake on LAN)を設定、実行できることを確認したので、そのメモ。

*

WOL(Wake on LAN)は、LAN 経由でシャットダウン(S5)状態の PC を、別の PC からリモートで起動できるようにしましょう、と言うものです。

実際の起動は、マジックパケット(Magic Packet)と呼ばれるパケットを利用します。

Magic Packet は、ちょっと難しそうな名前をしていますが、ブロードキャスト MACパケット(ffffffffffff)に続き、対象のコンピュータの NIC の MAC アドレス(6バイト)を16回連続して送るだけのパケットです。

どちらかと言うと環境面が重要で、次の様な条件を満たす必要があります。

  • マザーボードと OS が ACPI 2.0x 以降に対応していること
  • 電源が ATX 2.01 以降に対応していること
  • PCI バスが、PCI 2.2 以降に対応していること

上記条件を満たした上で、BIOS と OS の設定を行います。

細かい話をするとキリがないので、今回はタイトルの環境の話に絞ります。

まずは、BIOS の設定。

  • POWER\Power On By PCI Devices を Enable にする

続いて OS (今回は Vista)。デバイスマネージャから NIC のプロパティを開きます。

  • 「詳細設定」タブの、「ウェイク アップ機能」を「マジック パケットとパターン マッチ」に設定
    iviewcapture_date_03_02_2009_time_16_58_31
  • 「詳細設定」タブの、「シャットダウンからの起動」を「オン」に設定
    iviewcapture_date_03_02_2009_time_16_58_36
  • 「電源の管理」タブの、2つのチェックボックスをオンにします
    iviewcapture_date_03_02_2009_time_16_58_40

設定は以上です。

*

続いて、Magic Packet を送る PC に、専用のアプリケーションを入れます。

と言っても、フリーソフトなどもたくさん出ていますので、今回は Wake up On Lan tool と言うのを利用しました。

ダウンロードはこちらから。この記事を書いた時点でのバージョンは 1.95 。

展開して起動したら、次の手順で実行します。

  1. 「編集」「新規追加」メニュー
  2. 必要な情報を入力して「OK」ボタンをクリック
  3. 一覧に追加されるので、選択した状態で「操作」メニューから行いたい機能を選択

簡単ですね。

複数の PC の起動や、独自のルータ越えパケット送信機能もあります。
とても便利で面白いソフトです。

*

これで、リモートから自分の PC を起動させることができるようになりました。

ま、実は仕事の実験だったので、自分が使うかと言うと使わないんですけどね・・

10年集客し続けられるサイトを、ワードプレスで自作する9つのポイント プレゼント

【最後まで読んでくれたあなたに】

あなたは、24時間365日、自分の代わりに集客し続けてくれるWebサイトを作りたい!と思ったことはありませんか?

私はこれまで500以上のWebサイトの構築と運営のご相談に乗ってきましたが、Webサイトを作ってもうまく集客できない人には、ある一つの特徴があります。

それは、「先を見越してサイトを構築していないこと」です。
Webサイトで集客するためには、構築ではなく「どう運用するか」が重要です。

しかし、重要なポイントを知らずにサイトを自分で構築したり、業者に頼んで作ってもらってしまうと、あとから全く集客に向いていないサイトになっていたということがよく起こります。

そこで今回、期間限定で
『10年集客し続けられるサイトをワードプレスで自作する9つのポイント』
について、過去に相談に乗ってきた具体的な失敗事例と成功事例を元にしてお伝えします。

・ワードプレスを使いこなせるコツを知りたい!
・自分にピッタリのサーバーを撰びたい!
・無料ブログとの違いを知りたい!
・あとで悔しくならない初期設定をしておきたい!
・プラグイン選びの方法を知っておきたい!
・SEO対策をワードプレスで行うポイントを知りたい!
・自分でデザインできる方法を知りたい!

という方は今すぐ無料でダウンロードしてください。

期間限定で、無料公開しています。

※登録後に表示される利用条件に沿ってご利用ください

コメントを残す