Windows 7 Home Premium から Windows Server 2003 の共有フォルダへアクセスができない:暫定解決

Windows 7 Home Premium から Windows Server 2003 の共有フォルダへアクセスをしようとしたところ、ある特定の PC だけ接続時にエラーメッセージが出てしまい、接続できないと言う問題が発生しました。

他の同構成の PC で発生していないので、完全に問題の再現ができるわけではないのですが、動作するまでになったのでメモしておきます。

環境

接続元(クライアント):Windows 7 Home Premium
接続先(サーバー):Windows Server 2003 Standard

Active Directory なし。
ログインアカウントはクライアントPCとサーバーで同じものを登録し、暗黙の認証機能を利用する。

ネットワークは、スイッチングハブによるスター型 LAN 構成。

本来やりたいこと

サーバーで作成した共有フォルダに、クライアントPCがアクセスできること。

発生した問題

接続時に次のエラーメッセージが表示され、アカウントの入力を促すダイアログが出続ける。

「<サーバー名>にアクセスできません。このネットワーク リソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。」

通常の解決方法

通常今回の様にログインができない場合は、大体理由は次の2点です。

  1. クライアントPCのアカウントにパスワードが設定されていない
  2. アカウントの入力を求められた際、クライアントPCのローカルアカウントを利用しようとしてしまう

解決方法は次の通り。

  1. パスワードを設定すること。
    レジストリ弄ってローカルの空パスワードを有効にすることもできますが、そもそもそんな設定しちゃダメです。リスキーです。
  2. アカウントの入力を求められたダイアログの「ユーザー名」を指定するところに、「<サーバー名>¥<アカウント名>」の形式で指定することです。
    ※正確にはサーバー名→ドメイン名です

しかし、今回は上記のどちらの設定も違っていました。

※TeamViewer 経由でのサポートだったのですが、入力した「¥」の文字コードが違って区切り文字として認識されておらず、それに気がつかずに時間を無駄に使ってしまった・・エクスプローラーのアドレスバーなどで、入力される文字のチェックはした方が良いですね・・

今回の解決方法

今回の解決方法として行ったのは次の2点です。

  1. 「資格情報マネージャー」で、アカウント情報を構成する
  2. LAN Manager認証レベルを下げる

具体的な手順は次の通り。

  1. 「コントロール パネル¥すべてのコントロール パネル項目¥資格情報マネージャー」を開き、該当するサーバーを展開、編集ボタンでアカウント情報をサーバーに合わせる。
    資格情報マネージャでアカウントを変更する
  2. Windows 7 Home Premium には「ローカル セキュリティ ポリシー」スナップインがないので、regedit で次のエントリをレジストリに登録します。
    キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa
    エントリ:LmCompatibilityLevel
    DWORD(32 ビット)値:3、2、1、0 の順に試す
    ※値の詳細は Microsoft サポートの 10.a (Lan Manager 認証レベル) を参考に

古めの Samba 系を利用したネットワーク ハードディスクで良くやる対応ですが、NTLMv2 などをきちんとサポートしているはずの Windows 7 と Server 2003 でこの設定が必要な理由がハッキリしていません

まとめ

今回はリモートでの作業だったので、他の PC のパターンなどとの比較検証ができませんでした。

ですが、今回弊社のクライアントが望まれたのは繋がること。
目的は達成できたのですが、引き続き技術的な検証を弊社が行うことで良いかと思っています。

しかしながら、ハードウェア・OS・ネットワークが絡む環境は年々複雑化していくので大変ですね(^^)
面白いですが。

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