昔から自分に心がけていることがあります。それは、

「答えを聞くだけではその場凌ぎにしかならない」

と言うことです。

日本の場合、と言うわけではないでしょうが、説明をする際に、前提が多くて途中経過の説明をすること自体が面倒だったりと、やり方とか方法だけを伝えてしまうことがあります。

これは、その場凌ぎ、もしくはとにかく急いでいて結果を出すのが最優先というのであればしょうがないのですが、事後、なぜそうなったのかを検証しないのは大変危険です。

なぜならば、世の中全く同じケースで解決できることばかりではないからです。

少々知恵が付いた大人であれば、自分なりに考え、対応することができるのですが、それも経験量に任せてしまうと、見当違いの結果を出してしまいかねません。

これは、個人の能力に依存するところも多いです。

しかし、能力を伸ばすこともできるはずなのに、すべて切り捨ててしまうのはこれまたもったいないことになります。

大企業であれば、研修という形で補うことができますが、中小企業ではなかなか実施できないことも事実です。

そうなると、個人の元々持つ資質などに依存することが多く、能力のバラツキが目立つことになります。

経験量の蓄積も不十分になりかねないとなると、どこでカバーするのか。

それは、日々の啓蒙なのでしょうか。。

このとき、人のモチベーションの持ち方がわかると、とても良いのですが、これも専門家がいるぐらいの複雑な要素です。

こういった話も、喋ること、書き出すこと、つまりは自分の考えをアウトプットすることで、見えてくることもあります。

遠回しですが、自分なりの危険回避のためもあり、1種の検証という意味合いでブログを書いているのですね。