FlashPoint をインストールした SSD と HDD のベンチマークを取り直してみたのですが、微妙な結果に
先日の投稿通り、SSD から HDD に戻したのですが、もう少しどうにかならないものかとネットで情報を探していたところ、ドライバレベルで書き込みキャッシュを実現するソフトウェアがあることがわかり、実験してみました。
試したのは次の2種類です。
FlashPoint Beta 5
Petite Freeze Buster (PFB) 0.92B
残念ながら、PFB は Windows 7 にインストールしてもブルースクリーンになってしまい、使うことができませんでした(未対応 OS なのは前提で試してみました)。
*
次の表は、HDD、SSD に標準ドライバ、FlashPoint ドライバを入れた SSD の CrystalDiskMark の結果です。
◎条件
HDD は 日立 Travelstar E7K100 の HTE721010G9AT00
SSD は トランセンド の TS64GSSD25-M
Windows 7 を数ヶ月使用した状態のイメージを、Acronis TrueImage Home 11 でパーティションごとコピーしています。
Kaspersky Internet Security Windows 7 対応ベータ版など、常駐アプリは結構多いです。
|##table_style=border-collapse:collapse;,th_style=border:1px solid gray;background-color:#DDDDFF;,td_style=border:1px solid gray;padding:4px 8px;|
|~|~HDD|~SSD|~SSD with FP|
|~Seq Read|47.18|68.76|##style=color:red;##73.82|
|~Seq Write|##style=color:red;##34.26|28.52|21.50|
|~512K Read|23.91|##style=color:red;##75.24|71.76|
|~512K Write|21.12|##style=color:red;##23.58|12.14|
|~4K Read|0.423|##style=color:red;##13.79|13.42|
|~4K Write|0.777|##style=color:red;##1.996|1.909|
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この結果だけを見ると、ノーマルの SSD が一番良さそうです。。
しかし、体感速度は HDD が一番なんですよね。
残念な食い違いです。
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山本様：はじめまして。
私もCF-Y5をSSD換装しようと思い、いろいろ情報を集めているうちにこのBlogに来ました。
山本様の記述内容を見るとやはりまだSSD換装は私のレベルでは敷居が高いのかな？
ここまで費用と手間とリスクをかけてやる必要はないのかな？
という感想です。
私は出先でのプレゼンやメールチェックに今より起動時間が短く、安定した作業ができればいいなと思いSSD換装を思い立ったのですが、実際にSSD換装を行った山本様は結論的にはSSD換装は必要ないとお考えでしょうか？
お考えをお聞かせいただければ幸いです。
>松川さん
コメントありがとうございます。
私の主観で結論づければ、SSD はおすすめです。
オフィスアプリやメールを扱う程度なら、十分に快適になると思います。
ただし、リスク(プチフリなど)をきちんと理解されていることが条件ですが。
上の記事で比較した HDD は、そもそも 7200rpm の高速モデルと言うこともあります(通常付いているのは 5400rpm)ので、パフォーマンスが十分に上がったように見えないかも知れませんね。
実際のところ、私が使っていて困ったのは、開発関係のアプリケーションの動作が重たくなると言う1点だけでしたし。
もう1点注意することと言えば、CF-Y5 は IDE 接続なので(S-ATA ではない)、対応したデバイスを購入するようにすべきと言ったところでしょうか。
大容量のものを購入し、ディスクの利用量を半分を目安にするというのもプチフリには効果があると思います。
参考になれば幸いです。