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[ネットワーク] IPアドレスのブロック表記方法(CIDR表記)

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IPアドレスの範囲を指定するシーンで見かける表記です。
最近ではファイアウォールのアドレス設定などでも使われています。

簡単に言うと、IPアドレスとサブネットマスクを同時に短縮して表しています。
サブネットマスクの詳しい説明はこちら

例えば、198.168.100.xxx
のように「xxx」の全てのIPアドレスを指定したい場合なら、
サブネットマスクは、255.255.255.0 になる。

これをCIDR表記すると「192.168.100.0/24」となります。
(IPアドレスの範囲は 192.168.100.0 ~ 192.168.100.255 ですが、0 と 255 はネットワークアドレスとブロードキャストアドレスのため、実質 1 ~ 254 まで)

厳密に特定の範囲をCIDR表記しようとすると結構面倒だったりします。
例えば、192.168.100.5 ~ 192.168.100.15 の範囲をCIDR表記すると下記になります。

  • 192.168.100.5/32 ⇒ 192.168.100.5 – 192.168.100.5
  • 192.168.100.6/31 ⇒ 192.168.100.6 – 192.168.100.7
  • 192.168.100.8/29 ⇒ 192.168.100.8 – 192.168.100.15

これだったら1IPごとにリストしたものと組み合わせた方が管理はしやすいですよね。

  • 192.168.100.5
  • 192.168.100.6
  • 192.168.100.7
  • 192.168.100.8/29

こんな感じです。
こういった設定は分かり易さが重要ですので、IPアドレスを全て列挙して見落としたり、CIDR表記を多用して抜けを出したりしないようにしましょう。

技術資料:Classless Inter-Domain Routing

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