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記載された情報が古くなっている可能性がございますので十分ご注意ください。
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共有フォルダへの認証が失敗する際の解決方法の1つとして参考にしてください。
他のコンピュータからは接続ができていて、認証情報は間違いないのに「net use ¥¥ホスト名」コマンドで接続すると下記のようなエラーが表示されて接続できない状況でした。
システム エラー 1326 が発生しました。 ログオン失敗: ユーザー名を認識できないか、またはパスワードが間違っています。
原因はCentOS とWindows がIPv6通信をしようとしているのに、IPv6で通信できる状況になかったことでした。
どういうことかというと、CentOS も Windows もどちらもIPv6をサポートして、通常はIPv6とIPv4どちらも通信できる状態です。
通信相手がIPv6を使えなければ、自動的にIPv4で通信してくれるのですが、どちらも有効の際にはIPv6で通信するところが落とし穴になります。
サーバーアプリケーション、ファイアウォールの設定をIPv4の設定だけで満足していませんか?
意識しないまま、IPv6通信が有効になっていることがあるので、注意してみてください。
もしローカルネットワークの環境で、IPv6を特に必要とされていないのであれば、無効にしておくことで余計なトラブルを回避することができます。
◎IPv6を無効にする方法
- Windows
ネットワークアダプタのプロパティでチェックを外す
- CentOS
[/etc/sysconfig/network]で「NETWORKING_IPV6=no」を指定する
どちらかのIPv6が有効になっていなければIPv4で通信されるます。
もちろんIPv6で通信できるような環境を構築しておけば良いのは言うまでもありません。
■今回発生した環境(参考まで)
サーバー側:CentOS6.4、Samba3.6
クライアント側:windows7 64bit