記載された情報が古くなっている可能性がございますので十分ご注意ください。
Google の提供している「Public DNS」サービスを使うと公衆無線LAN等で WiFi 接続しているスマホが速くなることがあるというお話しです。
皆さんは、インターネットで通信するためにドメイン名を使ってアクセスしていることが殆どかと思います。
これをインターネット上のアドレス(IPアドレス)に変換してくれているのが DNS(ドメインネームシステム)サービスです。
家庭などでは契約しているプロバイダーが提供してくれたり、モデムやルーターが接続しているプロバイダーのDNSを経由してくれたりしています。(皆さん、あまり意識はしていないと思います)
このDNS サービスと通信ができなかったり、速度が遅かったりすると、全体の通信に影響が出るわけです。
Google では「Public DNS」サービスとして、高速な DNS サーバーを提供してくれています。
これに置き換えることによって、インターネット通信の高速化が期待できるわけです。
使い方は現在使っているDNSサーバーをGoogle指定のアドレスに切り替えるだけ
- 8.8.8.8
- 8.8.4.4
覚えやすいアドレスになってます。
◎パソコンでDNSサーバーを変更する方法
[アダプターの設定と変更]から選択して[プロパティ]を開く。
「インターネッ トプロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」のプロパティでDNSサーバーを変更できます。
◎iOSでDNSサーバーを変更する方法
[設定][Wi-Fi]で接続中のネットワークを選択すればDNSサーバーを変更できます。
◎AndroidでDNSサーバーを変更する方法(GL07Sでの設定例です)
[設定][Wi-Fi]で接続中のネットワークを長押しする。
[ネットワークの変更]を選択して、下部の[詳細オプションを表示する]をチェックする。
[IP設定]を「DHCP」から「静的」へ変更する。
【ご注意】どんな状況でも速くなるわけではありませんし、Google の DNS サービスを利用することでどんなURLにアクセスしているかを Google 側が収集できることになります。
Google に情報を収集されることを気にしている方はご注意を。