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ファイルサーバーがドメインコントローラーと別々になっているのは珍しくありません。
新しくアカウントを作ると同時に個人用の共有フォルダを作成して、「ホームフォルダー」としてドライブ接続させたいような場合には、ドメインコントローラー側からファイルサーバーのクォーターを設定できた方が便利です。
「dirquota」コマンドで「/remote」オプションがあるので、これを使って管理します。
以下の手順は以下の通りです。
- ドメインコントローラー側で機能を追加します
[リモートサーバー管理ツール][役割管理ツール][ファイルシステムサービス]の「ファイルサーバーリソースマネージャーツール」 - ファイルサーバー側の Windows ファイアウォールの例外を追加します
[コントロールパネル][システムとセキュリティ][Windows ファイアウォール][許可されたプログラム]の「リモートファイルサーバーリソースマネージャー管理」
※[管理ツール][セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]だと面倒くさいです。
こんな感じリモートで管理できるようになりました。
(下記コマンドは設定されているクォータの一覧表示)
>dirquota quota list /remote:ファイルサーバー名
※「dirquota」コマンドの実行には管理者権限が必要です。
動作確認した環境
ドメインコントローラー:Windows Server 2008 R2 Standard
ファイルサーバー:Windows Server 2008 R2 Standard