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昔から携帯のアドレスで言われている問題なのですが、メールアドレスで利用できない文字/記号のルールというものがあります。
メールアドレスで利用できる文字やルールはRFC(Request for Comments)の5321,5322で定められています。
興味がある方は、ここから辿ってみるものよいでしょう。
皆さんでもわかる最も簡単なるルールが、「ユーザ名@ドメイン=メールアドレス」だと思いますが、実は細かいルールも存在しており、これを守っていないメールアドレスが過去には存在していました。
それが携帯電話のメールアドレスです。
携帯電話のメールアドレスは迷惑メールなどの都合から、利用者が自分の覚えやすいアドレスに変更することを各社で推奨してきました。
その際に変更するアドレスを受け付けるシステムが、そのルールを守っていないアドレスまで許可してしまったのです。
(個人的には、チェックしなかたった携帯会社のシステムもそうですし、違反したアドレスでも利用できてしまう、サーバソフトウェアも問題があったと思います。)
ということで、RFCに違反しているメールアドレスが携帯アドレスで使えてしまっていた過去があります。
ちなみに2009年04月から違反しているメールアドレスへのアドレス変更はできなくなりましたが、既に違反したアドレスに変えてしまっている人は今も使い続けられます。
よく問題になっている違反事項は下記の2点です。
- 「.」を「..」ように連続で使用すること
- 「.」を「.@」ように@マークの直前で使用すること
上記の違反したメールアドレスの宛先に対して、利用しているメーラー(Windows LiveメールやOutlookなど)によっては送信してもらえません。
例:[Microsoft サポート] メール アドレスの @ の直前にピリオドがあるなど RFC に準拠していない宛先に Outlook からメールを送信すると、配信不能のメールが返され送信できない
特定の携帯アドレス対してメールが送信できない場合は、この原因であることが希にあります。