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記載された情報が古くなっている可能性がございますので十分ご注意ください。
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WordPressには2.7以降から自動アップデート機能が追加されましたが、ほとんどの環境でFTP情報を入力する画面になるかと思います。
しかし、FTP情報を公開したくない場合などもあるでしょう。
本来、FTPが無くとも適切なパーミッションが設定されていれば、HTTPだけでもアップデートできて不思議はありません。
実際にWordPressのソースを確認すると下記2つのどちらかを満たせばFTPを使わないアップデートができることがわかりました。
- 定数「FS_METHOD」に「direct」を指定する
- ファイルオーナーをWEBサーバの起動アカウントに合わせる
まず後者の方法ですが、ホスティングなどで実行するのは難しいですね・・・・
具体例としては、WordPressの全ファイルを「apache」アカウントに「chown」することです。
ということで、前者の方法をとりましょう。
具体的には下記のような手順で実施しました。
- 「wp-config.php」に以下を追加します。
define('FS_METHOD','direct');
- WordPressのフォルダのパーミッションを変更します。
全ファイル/全フォルダに「other」の書込権限を付与してください。
FTPソフトかSSHなどでログインして作業してください。chmod -R o+w *
- WordPressの管理画面からアップデートしてください
- アップデート完了後はパーミッションを戻しておきます。
※セキュリティのためchmod -R o-w *