今回はExcel2013で検証しております。
IDと名前などをExcelで紐付ける便利なVLOOKUP関数のご紹介
VLOOKUPとは
ExcelでIDと名前を管理している表から、名前などを取得できる関数です。
関数仕様は公式サイトで確認 VLOOKUP
利用方法
結果1のG列にはIDが入力されており、それに該当する各項目を個人データ1の表と個人データ2の表から、IDに対応する項目を表示する
記述関数
H4のセルには =VLOOKUP(G4,$B$4:$D$6,2,0)
I4のセルには =VLOOKUP(G4,$B$4:$D$6,3)
J4のセルには =VLOOKUP(G4,$B$10:$D$12,2)
K4のセルには =VLOOKUP(G4,$B$10:$D$12,3)
H4のセルの関数だと、IDに対応するデータが無い場合、#N/Aが表示される
I4・J4・K4のセルの関数だと、IDに対応するデータが無い場合、一つ前のデータを表示してしまう
これは最後の引数の検索方法を「0」にしているかどうかの違いで発生。
これを回避する方法は、該当データが無い場合は空白とするとした場合
H4のセルを =IFERROR(VLOOKUP(G4,$B$4:$D$6,2,0),””) とIFERRORをつけてあげれば空白で表示されます。
最後に
ID等で管理されている在庫表が送られてきて、名前とかを自動で表示したい場合は是非この関数を利用してください。
IDで検索して、コピーして貼り付けを行うとミスが発生しやすくなりますし、関数を使うことで表を作成する時間の短縮になります。